2020年2月9日日曜日

【拝金主義】製薬会社と癒着で医師ウマー【マスメディアも加担】

:製薬会社と医師は癒着で多額利益、臨床研究の不正事件で数千億円の医療費が無駄に(Business Journal) 2020/2/8

”昨年4月に出版された『知ってはいけない薬のカラクリ』(小学館新書/谷本哲也著) が大きな反響を呼んでいる。 
製薬会社と医師の癒着の実態が詳細に描かれており、 
「医者は食事接待で処方箋を決める」「大学教授は製薬会社の“広告塔”である」などと、衝撃的な見出しが並ぶ。 
執筆したのは、現役医師の谷本哲也氏。製薬会社と医師の癒着によって患者が不利益を被っている現状に、医師自らが声を上げたのだ。 

◆世界の医学史に残る「ディオバン事件」とは

(前略)スイスに本社を置く製薬大手ノバルティスの日本法人であるノバルティスファーマの社員が医師との共同研究で、高血圧の治療薬「ディオバン」の臨床研究データを改ざんしていたことが2013年に発覚した。 
(中略)さらに、当時の法律ではノバルティスファーマの元社員を裁くことも難しいようで、刑事事件として裁判で争われていますが、一審・二審ともに無罪となっています。 
最高裁でも無罪となれば、いわば“完全犯罪”の成立といえるのかもしれません」(谷本氏) 
不正事件を受け、再発を防ぐために2018年4月から新たに臨床研究法が施行された。 
「この法律により、臨床研究のための手続きや監視が複雑化し、確かに不正は起こしづらくなりました。しかし、事件の根本的な動機、拝金主義的な業界の体質自体は手付かずです。 
実際、19年12月にも、製薬会社などから3年間で約1億円の講演料などを受け取るマネーロンダリング行為をしていたのが露見し、旭川医科大学の教授が懲戒処分されました。 
これは氷山の一角で、薬の使い方や値段を決める厚生労働省の審議会委員などでも、当たり前のように製薬会社から謝金を受け取る状態が続いています」(同)”
(出典:Business Journal)

おいおい、やってんなあ! まじで。治験の臨床試験時点でも同じようなこと起こってそうで怖いですね。

製薬会社としてはとにかく早く新薬・ジェネリック薬を認めて販売にこぎつけたいと思ってるかもしれません。だって長引くと研究費かさむから。治験施設と結託して、

製薬会社「先生、お願いしますね」

的なことが起こってないことを祈ります。治験が滞りなく終了しましたっていう外観をつくりたいあまり、副作用の症状とか、ちょこっといじって改ざんできそうですし。

例えば、治験中に被験者がなんらかの症状訴えたとして、治験薬の副作用症例と照らし合わせて、因果関係濃厚と仮定しましょう。ですが、
(つつがなく治験終わらせたら、謝礼金くれるって言われたんだよなあ、どうしようかなあ…)
みたいなことがあったとして、治験担当医師に
「いや、それ副作用じゃないから」
と言ったらそれまでですから…。やっぱりなんとでもできそうだなあ。

権力あるところに腐敗あり。

あ、これ全部私の憶測ですから。根拠ありませんので話半分に聞いてください。

”◆広告費でメディアの“沈黙を買っている”製薬会社

製薬マネーはメディアにも流れているため、こうした問題は表面化しづらいと谷本氏は警鐘を鳴らす。  
「マスメディアが主催する医療や病気に関するシンポジウムでは、製薬会社が重要なスポンサーになっていると指摘されています。 
マスメディア主催のため、公平で中立に見えますが、実態は製薬会社によるステルスマーケティングまがいの販売促進のケースもあります。
オールド・メディアと呼ばれる新聞やテレビなどのマスメディアは、製薬会社からかなりの広告費を受け取っていると考えられますが、その規模や実態は公開されていないのでわかりません。 
さらに、マスメディアの中でも温度差があり、製薬マネーの問題を積極的に取り上げているのは、東京新聞や毎日新聞、西日本新聞、東洋経済、ウェブメディアなど、製薬会社の影響力が大きくない媒体ばかりです。 
その一方で、日本経済新聞や朝日新聞、読売新聞、民放各社などは沈黙しています。こうしたメディアでは、スポンサーに不利になる余計なことを言わないよう、製薬マネーによって“沈黙が買われている”とも言えるでしょう」(同) 
製薬会社から医師へ渡る謝金などの実態は、調査報道組織のワセダクロニクルと谷本氏が所属する医療ガバナンス研究所の共同プロジェクトであるマネーデータベース 製薬会社と医師」で、簡単に知ることができる。 
(中略) 
「製薬会社と医師が協力しなければ新薬は生まれませんし、適切な治療を患者に届けるのも難しくなります。利益相反とも呼ばれる製薬会社と医師の関係は、適切なものであれば産学協同の輝かしいプロジェクトと称されます。 
しかし、行き過ぎれば、ただの癒着になってしまいます。要は節度の問題で、製薬会社と医師の関係はガラス張りの透明性を担保すべきです。(中略)」(同)(後略)”
(出典:Business Journal)

拝金主義はどの業界も同じか。というか、このデータベースいいですね。今後、治験受けるときは製薬会社、医師名など書き留めておこう…。

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