事前検診に合格する方法【中性脂肪編】

◆圧倒的帰宅・・・！

数年前、中性脂肪が治験基準値より高くて投薬直前に強制帰宅になった苦い思い出があります。

◆中性脂肪の一般的な基準値は？

中性脂肪はトリグリセリド（TG)とも呼ばれています。この値が高いと血中に中性脂肪が多い状態です。 

中性脂肪は脂質異常症（高脂血症）の診断の1つで、一般的には血中30mg/dL～149mg/dLが基準値とされています。 

これを超えるものは中性脂肪が高い状態とされ脂質異常症（高脂血症）といわれます。同じように中性脂肪が高いといっても、軽度なものから深刻なものまで程度はさまざまです。 

(血圧や血糖値も数値が高くても程度がそれぞれなのと同じです。)
・150mg/dL～300mg/dL：要観察 

・300mg/dL～：より細かい検査や治療の対象 

◆中性脂肪が高くなる一番の原因は…？

ほかの病気や遺伝などが原因となって中性脂肪が高くなっている場合もあります。
しかし一般的に中性脂肪が高値を示す原因で最も多いものは、生活習慣です。
・食べすぎ 　・アルコールの飲みすぎ 

・太りすぎ 　・運動不足 

このような生活習慣が続くと、中性脂肪が高くなりがちです。

（出典：EPAと中性脂肪　大正製薬株式会社）　

◆具体的な合否ラインは基本謎

治験の事前検診では、血液検査の詳細なデータは、基本的に被験者には教えません。
なので、具体的なラインはわかりませんが、血液検査の各項目の基準値は案件によってかなり上下している感じがします。

あつかう治験薬の性質によって、血液の各項目基準値が厳しくなったり、ゆるくなったりしてるのではないでしょうか。

ちなみに数年前落ちたときは、TG値260mg/dLで完全にアウトだったですｗ

帰宅前、看護師さんに落ちた原因を教えてと言ったら教えてくれました。めずらしいほうですね。具体的数値まで教えてくれるのは。実は、事前検診のときもぎりぎりだったらしいです。
入院当日、サラダも食べたし大丈夫だろうとたかくくってましたが、主食がだめだったようです。
ミートスパゲティ。

◆中性脂肪を下げるには？

健常成人の治験受ける人はたいがい太ってないので、中性脂肪で治験落ちる人は、食生活がかたよってる・アルコール飲みすぎ・運動不足すぎが考えられます。

耐えよ！　Ⓒいらすとや

てことは、これらの逆をやれば、必然的に中性脂肪は下がっていくことになります。
簡単に言うなよってか。そうですね、これが全員はできないんですよね…。つらい！

自分が気を付けているのは、お酒・油もの（揚げ物など）・マーガリン・砂糖たっぷり系（ケーキ、コーラなど炭酸飲料）・脂身多めの肉・ソーセージなどの加工肉は、極力控ええていることです。これは事前検診前とか関係なくやってます。

炒め物するときは、すべてオリーブオイルかグレープシードオイルを使っています。

最近はグルテン「フリー」とまではいかないまでも、小麦がたっぷり使われてるものも食べません。クッキー・ピザ・粉もの系などなど。（でもラーメン・つけめんはやめない）

投薬直前に数値アウトでご帰宅ってけっこうショックなんですよね。特に4泊くらいの治験とか。けっこうな荷物もって、予定も開けてきましたからね。

これ以降、投薬直前でのご帰宅は絶対回避！
てことで、鯖缶などの鯖食品を食べるようになりました。
たまに事前検診で落ちたりしますが、鯖缶食べだして以来、中性脂肪で落ちたことはありません。

いかがでしたか？　中性脂肪ちょっと高めかもの方は対策してから事前検診に臨んでくださいね！

◆関連リンク
：中性脂肪を減らすのに効果的な食事・食品・レシピとは？（コッコアポ）
：事前検診に合格する方法【血圧編】（内部記事）

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